中国四国支部 「講習会」 会計マニュアル

更新履歴

2016年10月31日:一部修正、旅費があるときの源泉徴収の方法の変更
2015年10月21日:一部修正、テンプレートやフォームを更新
2014年12月01日:終了後の会計のまとめかたや報告方法を追加
2014年11月26日:いくつかの点を修正
2014年09月24日:日本に住居していない外国人に対する源泉徴収を追加、いくつかの点を修正
2014年04月01日:いくつかの点を修正
2014年02月15日:全体を修正、会計用のエクセルファイル追加、領収証貼付用紙追加をアップデート
2013年07月23日:誤字脱字を修正、幹事会に関わる費用、他多数を修正、領収証貼付用紙追加
2013年04月19日:税率を更新
2013年04月06日:2013年暫定版


中国四国支部で開催される分析化学講習会支部主催事業です。
以下を参考に会計処理を行ってください。

 

会計について

  • 原則として支出はすべて領収証をとって、専用の「領収証貼付用紙(講習会用)」にホッチキスやセロテープ、のりなどで固定してください。
  • 領収証の日付が同一のものに限り、この用紙1枚に最大3枚(できるだけ2枚以内)の領収証をはることができます。
  • この領収証貼付用紙の右上に「領収証番号」を必ずつけ、下で説明する「会計収支一覧表」と必ず連動させてください。通信販売などのA4サイズの領収証などは領収証貼付用紙に貼り付ける必要はありません。右上に「領収証番号」をつけて管理してください。
  • このリンクにある会計収支一覧表(講習会用)で収入と支出を管理してください。必ずここにある形式での会計報告をお願いします。
  • 講師謝礼などの源泉徴収がある場合は必ず1週間以内に以下のことを支部事務局(会計)へご報告ください。

 - 源泉徴収者の情報(この源泉徴収報告フォームで報告して下さい)
 - 会計領収証貼付用紙をスキャンしたもの(150-200dpi程度でPDF形式)
  (↑解像度が大きいとメールでの送信受信ができない場合があります)

  • 講演会が終了後、以下のものを支部事務局(会計)に電子メールでお送りください。

 - 会計収支一覧表
 - 会計領収証貼付用紙をスキャンしたもの(150-200dpi程度のモノクロでPDF形式)
  (↑解像度が大きいとメールでの送信受信ができない場合があります)

 

 

各支出に関する詳細

一般支出(消耗品や通信費など)
  • 支出した経費はすべて領収証をとってください。
  • 消耗品やテキスト印刷費用、通信費などの支出の内容が確認できる領収証が必要です。レシートでもOKです。amazonなどの通信販売もOKです。何を購入したかがわかるような領収証、レシートが必ず必要です。
  • 生協やコンビニ等でコピーをした時、自動販売機、振り込み手数料のように領収証をもらうことが難しい場合は、「領収証貼付用」を利用して、支出金額と日付、内容を明記して領収証の代わりにしてください。

 

アルバイト
  • 学生のアルバイトの費用は、臨時雇用費として計上してください。
  • 学生のアルバイトの費用は、税金(所得税)の徴収は不要です。(学生に限ります)
  • そのとき例にあるような領収証を必ずとってください。形式は自由ですが例にある1〜5の項目は必ず明記してください。

領収証例

(1) 領収証の受取人は「日本分析化学会中国四国支部」

(2) 金額を明記

(3) 時給とアルバイトの期間、合計時間を明記

(4) 受け取った学生の住所(現住所)と氏名を自筆してもらう、印鑑はあってもなくてもどちらでもかまわない

(5) 日付

 

講習会講師の旅費・宿泊費
  • 講師や講演者に対する旅費や宿泊費は上記のアルバイトと同じような形式の領収証をとってください。
  • 旅費・宿泊費の支払いのみ(講師への謝礼がない場合)は源泉徴収は不要です。
  • 講師への謝礼がある時は旅費・宿泊費についても源泉徴収が必要です。(次の項を見てください。)

 

講習会講師への謝礼・資料作成費
  • 講師や講演者に対して謝礼や講演資料の資料作成費などを支払うことができます。
  • 謝礼・資料作成には源泉徴収が必要です。
  • 謝礼・資料作成と一緒に旅費・宿泊費を払う場合には旅費・宿泊費についても源泉徴収が必要です。

以下のようにしてください。

1.支給する金額に対して10.21%を差し引いた金額を支給する。

(2013年1月から税率が10.21%に変更されました)

例:1万円を先生にお渡しする場合

10000円÷(1-0.1021)=11137.0976.......1円未満切り捨て

講演料・謝礼金11,137円、源泉徴収額1,137円、支払額10,000円

旅費・宿泊費についても同様の計算をする。

2.以下のことが明記してある領収証を作成する。形式は自由ですが例を下に付けておきます。 領収書例

講演料・謝礼金の金額(旅費・宿泊費ある場合はその金額)と支払額

源泉徴収額

受取人の氏名と自宅住所を書く欄

3.支給するときに領収証に受取人の氏名と自宅住所を書いてもらう。

住所は必ず自宅住所にしてください。勤務先の住所では決済できません。

4.支払った後、1週間以内に以下のことをエクセルのファイルにして支部事務局会計に報告する。

受取人の氏名と自宅住所(現住所)

講演料謝礼金の金額と支給額

源泉徴収金額

支給年月日

5.源泉徴収したお金(税金)を支部事務局会計あてに送金する。送金方法はご相談ください。

  • こののち支部事務局会計から本部へ報告して、源泉徴収した金額を本部へ振り込むみ、本部が税務署へ報告・納税します。

領収証例(この例では税率が10%になっていますが,現在は10.21%です)

(1) 領収証の受取人は「日本分析化学会中国四国支部」

(2) 金額を明記(支払額と源泉徴収額の合計)

(3) 講演料・謝礼金の金額と支払額、源泉徴収額を明記

(4) 受け取った方の自宅住所(現住所)と氏名を自筆してもらう、印鑑はあってもなくてもどちらでもかまわない

(5) 日付

  • 日本に住居していない外国人に対する源泉徴収は20.42%となります。

1万円を先生にお渡しする場合は総額で12,565円で、源泉徴収が2,565円になります。

国税庁のHPによりますと「非課税」となっていますが、非課税にするには別途申請が必要です。20.42%を源泉徴収するのが現実的なようです。

 

昼食、休憩室の飲み物、おつまみなど
  • 昼食、休憩室の飲み物、おつまみなども支出できます。領収証は何を購入したかわかるような領収証が必要です。内容が明確ならレシートでもOKです。amazonなどの通信販売もOKです。いずれにしても何を購入したかわかるような領収証。レシートが必要です。(できるだけ領収書・レシートをとってください)

 

懇親会、情報交換会、ミキサー
  • 生協などで懇親会などをしたときは領収証が必要です。内容が明確ならレシートでもOKです。

 

大学施設の使用料金、会場借り上げのための費用、会場設営の費用
  • 領収証は何の費用かわかるような領収証が必要です。内容が明確ならレシートでもOKです。

 

講習会実行委員の旅費
  • 講習会の運営に携わる実行委員のうち、遠方から協力していただく方には旅費を支払うことがでします。上記のアルバイトと同じような形式の領収証をとってください。
  • なお、講習会の実行委員の日当、謝礼などは基本的に支出しないでください。必要な場合は支部事務局会計へお問い合わせください。

 

常任幹事会について

  • 講習会の開催期間中(1日目または2日目、1日目がBetter)の昼休み中に支部常任幹事会を開催します。
  • 常任幹事会の会場弁当を手配してください。

 

常任幹事会の会場
  • 講習会の会場から近いところで常任幹事会の会場を確保してください。30-40名くらいでお弁当を食べながら会議ができる場所をお願いします。
  • 会場の使用費用がかかる場合は、別途精算しますので、いったん講習会から支払い、領収証などは講習会の費用と一緒にファイルしてください。会場の使用費用は支部事務局会計担当にお知らせください。事前に金額が分かる時は、支部事務局会計担当までお知らせください。
  • 詳しくは支部事務局庶務担当とご相談ください。

 

常任幹事会の弁当
  • 常任幹事会の際にお弁当が必要です。参加人数+2人分の弁当を手配して会場へ搬入してください。
  • 参加人数などは支部事務局庶務担当から、開催日の1週間くらい前までにそちらに連絡があると思います。
  • お弁当の単価は1人あたり1,000円くらいを基本としてください。
  • お弁当代金の単価や数量について事前に支部事務局会計担当にお知らせください。
  • お弁当の料金は、別途精算しますので、いったん講習会から支払い、領収証などは講習会の費用と一緒にファイルしてください。(幹事会の弁当代だけの領収証を別にする必要はありません、他の弁当と一緒の領収証でかまいません。)
  • 詳しくは支部事務局会計担当とご相談ください。

 

常任幹事会の2泊目の宿泊費
  • この講習会と常任幹事会に参加する常任幹事の宿泊費は、これまでのルールでは、1泊目は支部事務局が負担し、2泊宿泊する場合は2泊目を講習会の費用で負担していただいていました。
  • しかし、会計のルールが変わってきていますのでこれをどう支部事務局と講習会実行委員会で負担するかは考えて行かなくてはいけません。
  • とりあえずは、すべて支部事務局が負担する方向で考えます