中国四国支部 「地区講演会」 会計マニュアル

更新履歴

2016年10月31日:一部修正、旅費があるときの源泉徴収の方法の変更
2015年10月20日:内容を修正
2014年12月01日:領収書のスキャンの解像度を変更
2014年11月26日:地区講演会用に新たに開設(暫定版)


中国四国支部でで開催される地区講演会では支部主催事業です。
以下の手順に従って会計処理を行ってください。

 

1.各地区講演会の日程等は支部事務局宛におしらせください。

2.地区講演会の実施にあたって、講師謝礼、アルバイト代、消耗品、懇親会代などを支払ってください。

それぞれの費用の支払い方法は下に詳細があります。

特に、講師謝礼は下記の記述をよく読んで源泉徴収をして領収証をもらってください。

3.申し訳ありませんが、お金は一時立て替えておいてください。

4.講演会が終了後、以下のものを支部会計宛に電子メールでお送りください。特に講師謝礼の源泉徴収がある場合は終了後、必ず1週間以内にご報告ください。

- 会計収支一覧表(地区講演会用)

- 領収証貼付用紙をスキャンしたもの(150-200dpi程度でPDF形式)

(↑無くてもよい・領収証のスキャンができない場合はお知らせください。)

5.後日、郵便で領収証本紙を支部会計宛にお送りください。

6.こちらで会計確認後に補助金を振り込みます。振込先をお知らせください。(手渡しも可能)

 

収入について

  • 参加費や補助金、広告収入などがある場合は収入としてください。懇親会、情報交換会の参加費がある時はこれを収入としてもかまいません。
  • 参加費などはすべて「消費税を含んでいる(内税)」としてください。
  • 支部からの補助金は最大約3万円を上限として不足分を補充します。3万円を収入とするのではなく、決算時に支部からの補助金を除いた全収入と、全支出の差額を最大で約3万まで支部が補充するとお考え下さい。全体の収支はこの範囲で収まるようお願いします。

 

支出について

  • 原則として支出はすべて領収証をとって、専用の「領収証貼付用紙(地区講演会用)」にホッチキスやセロテープ、のりなどで固定してください。
  • 領収証の日付が同一のものに限り、この用紙1枚に最大2枚(厳守)の領収証をはることができます。
  • この領収証貼付用紙の右上に「領収証番号」を必ずつけ、下で説明する「会計収支一覧表」と必ず連動させてください。通信販売などのA4サイズの領収証などは領収証貼付用紙に貼り付ける必要はありません。右上に「領収証番号」をつけて管理してください。
  • このリンクにある会計収支一覧表(地区講演会用)で収入と支出を管理してください。必ずここにある形式での会計報告をお願いします。
  • 講師謝礼などの源泉徴収がある場合は必ず1週間以内に以下のことを支部事務局(会計)へご報告ください。

 - 源泉徴収者の情報(この源泉徴収報告フォームで報告して下さい)
 - 会計領収証貼付用紙をスキャンしたもの(150-200dpi程度でPDF形式)
  (↑解像度が大きいとメールでの送信受信ができない場合があります)

 

各支出に関する詳細

一般支出(消耗品や通信費など)
  • 消耗品やテキスト印刷費用、通信費、施設の使用料金、会場借り上げのための費用、会場設営の費用が支出できます。
  • これらの支出にはその内容が確認できる領収証かが必要です。レシートでもOKです。amazonなどの通信販売もOKです。
  • 生協やコンビニ等でコピーをした時、自動販売機、振り込み手数料のように領収証をもらうことが難しい場合は、「領収証貼付用」を利用して、支出金額と日付、内容を明記して領収証の代わりにしてください。

 

アルバイト
  • 学生のアルバイトの費用は、臨時雇用費として計上してください。
  • 学生のアルバイトの費用は、税金(所得税)の源泉徴収は不要です。(学生に限ります)
  • 下記の例にあるような領収証が必要です。形式は自由ですが例にある1〜5の項目は必ず明記してください。

領収証例

(1) 領収証の受取人は「日本分析化学会中国四国支部」

(2) 金額を明記

(3) 時給とアルバイトの期間、合計時間を明記

(4) 受け取った学生の住所(現住所、自宅住所)と氏名を自筆、印鑑はあってもなくてもどちらでもかまわない

(5) 日付

 

講演会講師の旅費宿泊費
  • 講師や講演者に対する旅費や宿泊費は上記のアルバイトと同じような形式の領収証をとってください。
  • 旅費・宿泊費の支払いのみ(講師への謝礼がない場合)は源泉徴収は不要です。
  • 講師への謝礼がある時は旅費・宿泊費についても源泉徴収が必要です。(次の項を見てください。)

 

講演会講師への謝礼・資料作成費
  • 講師や講演者に対しての謝礼や講演資料の作成費用には源泉徴収が必要です。
  • 謝礼・資料作成と一緒に旅費・宿泊費を払う場合には旅費・宿泊費についても源泉徴収が必要です。

以下のようにしてください。

1.支給する金額に対して10.21%を差し引いた金額を支給する。(2013年1月から税率は10.21%)

例:1万円を先生にお渡しする場合

10000円÷(1-0.1021)=11137.0976.......1円未満切り捨て

講演料・謝礼金11,137円、源泉徴収額1,137円、支払額10,000円

旅費・宿泊費についても同様の計算をする。

2.以下のことが明記してある領収証を作成する。形式は自由ですが例を下に付けておきます。 領収書例

講演料・謝礼金の金額(旅費・宿泊費ある場合はその金額)と支払額

源泉徴収額

受取人の氏名と自宅住所を書く欄

3.支給するときに領収証に受取人の氏名と自宅住所を書いてもらう。

住所は必ず自宅住所にしてください。勤務先の住所では決済できません。

4.支払った後、1週間以内に以下のことをエクセルのファイルにして支部事務局会計に報告する。

受取人の氏名と自宅住所(現住所)

講演料謝礼金の金額と支給額

源泉徴収金額

支給年月日

5.源泉徴収したお金(税金)を支部事務局会計あてに送金する。送金方法はご相談ください。

  • こののち支部事務局会計から本部へ報告して、源泉徴収した金額を本部へ振り込むみ、本部が税務署へ報告・納税します。

領収証例(この例では税率が10%になっていますが,現在は10.21%です)

(1) 領収証の受取人は「日本分析化学会中国四国支部」

(2) 金額を明記(支払額と源泉徴収額の合計)

(3) 講演料・謝礼金の金額と支払額、源泉徴収額を明記

(4) 受け取った方の自宅住所(現住所)と氏名を自筆してもらう、印鑑はあってもなくてもどちらでもかまわない

(5) 日付

  • 日本に住居していない外国人に対する源泉徴収は20.42%となります。

1万円を先生にお渡しする場合は総額で12,565円で、源泉徴収が2,565円になります。

国税庁のHPによりますと「非課税」となっていますが、非課税にするには別途申請が必要です。

20.42%を源泉徴収するのが現実的なようです。

 

懇親会、情報交換会、ミキサー
  • 懇親会、情報交換会、休憩室の飲み物お菓子なども支出できます。
  • 全体の会計を見渡して適切な支払いをお願いします。全体の支出が懇親会、情報交換会などに偏ることは好ましいとは思えません。御配慮をお願いいたします。

 

講演会の実行委員の旅費
  • 講演会の運営に携わる実行委員のうち、遠方から協力していただく方には旅費を支払うことがでします。上記のアルバイトと同じような形式の領収証をとってください。
  • なお、講演会の実行委員の日当、謝礼などは基本的に支出しないでください。必要な場合は支部事務局会計へお問い合わせください。