テーマ講演1
2日目

ぶんせきの信頼性確保に規制強化 −分析所はどう対処すべきか?−
《プリンスホール6号室》

座長 高田芳矩 (10.00〜11.00)
技術審査員に聞く試験所認定取得のための秘策       (JCLA 技術審査員)中村 靖

〔講演概要〕
ISO/IEC 17025に基づく試験所認定について最近の動向を説明し、技術審査員の目から見たわが国の分析所現場の技術レベルの実体とそのあるべき姿を教えます。 分析所及び分析技術者が心得ておくべき「トレーサビリティ」「分析の不確かさ」「分析法バリデーション」については、それらの効果的な学習方法などを解説します。

座長 山根 兵 (11.00〜12.00)
分析所と分析技術者の国際的評価を高めるために       (東京理科大学理工学部)二瓶好正
〔講演概要〕
分析所の経営者のためのエグゼキティブセミナー、実技と筆記試験を伴う講習会、共催者日本環境測定分析協会も加わり、幅広く実施している技能試験、不確かさの求め方を学ぶエキスパートワークショップ、各種組成標準物質の作製・頒布、分析信頼性の確保を平易に解説した単行本の出版、国際会議の開催や、シンポジウムの企画など、分析信頼性委員会が実施してきたこれまでの実績を紹介し、今後の有効な活用法を提案します。

座長 伊藤尚美 (14.00〜15.00)
分析法バリデーションと試験所内精度管理の実際        ((株)環境管理センター)橋場常雄
〔講演概要〕
試験所認定を受けようとする分析所にとって、新たな分析法を開発したとき、改良したとき、はじめてそのラボで公定法を採用するときなど、分析法のバリデーションを行なうことが必須となります。 先端的な分析所において行なわれている分析法のバリデーション手法とその分析法に基づいて実施されている試験所内精度管理手法について、その実例を含めて紹介します。

東京シンポジウムへ戻る