[Hiraganabunseki-org] 本日の「ぶんせき」編集幹事会の追加資料(議題8)

Shoichi KATSUTA katsuta @ faculty.chiba-u.jp
2022年 12月 21日 (水) 12:15:53 JST


「ぶんせき」編集幹事会の皆様

千葉大の勝田です.本日の編集幹事会の議題8(再録集vol.3著者からの意見に
ついて)に関する資料をお送りします.

著者からの要望メールと,それへの対応として菅様に作成していただいたAmazon
販売サイト・ぶんせきHPに掲載する紹介文の修正案(添付ファイル)です.

会議の直前に済みませんが,お時間がありましたらお目通しください.よろしく
お願いいたします.

勝田


----- Original Message -----
件名: Re: Re: 「ぶんせき再録集 vol.3 入門講座2」出版のお知らせ
送信日時: 2022年12月14日(水) 11:24:38
宛先: katsuta @ faculty.chiba-u.jp

勝田様

お世話になっております、菅です。

アマゾンの書籍販売サイトの内容紹介とぶんせきHPの vol. 3 紹介文について、
たとえば添付のように修正するというのでいかがでしょうか?

赤字部分が修正箇所です。

ご確認いただけますか?よろしくお願いいたします。


菅 寿美

2022年12月14日(水) 9:46 Shoichi KATSUTA <katsuta @ faculty.chiba-u.jp>:

> 菅様
>
> 勝田です。お早うございます。
> 昨日、再録集出版の案内を著者に送りましたが、vol3 に関して著者の一人で
あ
> る中村様(理研)から要望メールがありましたので転送します。
>
> 私からは一応「対応について検討する」と返答したのですが、現実的に以下の
部
> 分の対応は可能でしょうか?。
>
> 「バックナンバーやアーカイブを歴史的経緯を調べるために閲覧する方々とは
異
> なり,「いつの時代でも必要となる手ほどき」を求めて購入した初学者が失望
し,
> ひいては万が一にも歴史ある貴誌,貴学会の名誉に傷がつくこと等のないよう,
> 今からでも,もし可能でしたら当該出版物から小職の記事「6. タンデムマス
ス
> ペクトロメトリー」を削除いただくか,少なくとも但し書きの文言を改訂され
る
> 等の対策についてご検討いただけますれば幸いと存じ,僭越ですが,考えを述
べ
> させていただきました.」
>
> なお、昨日送ったメール中で私が年号を誤って記したようで(他のvolのメー
ル
> 文から一部コピー&ペーストしたためです。申し訳ありません)、それについ
て
> は先方にお詫びしました。書籍中では正しく記されているはずなので、この点
は
> 問題ないと思います。
>
> お忙しいところ申し訳ありませんが、ご検討の程よろしくお願いいたします。
>
> 勝田
>
>
> ----- Original Message -----
> 件名: Re: 「ぶんせき再録集 vol.3 入門講座2」出版のお知らせ
> 送信日時: 2022年12月14日(水) 09:01:21
> 宛先: katsuta @ faculty.chiba-u.jp
>
> 『ぶんせき』編集委員長
> 勝田 正一 先生
>
> お世話になります.理化学研究所の中村健道と申します.
> 2003 年,貴誌,入門講座に「タンデムマススぺクトロメトリー」の表題で.
> 質量分析による有機化合物構造解析関連の記事を執筆させていただきました.
> 本件,ご連絡くださりありがとうございます.貴誌の web ページも拝見しま
し
> た.
> 学会ならびに分析化学分野の発展へのご尽力,心より敬意を表します.
>
> ただ,再録出版物の副題に,「初学者必見! 質量分析・同位体分析の基礎」
と
> あるようで,正直に申し上げて,少々困惑しております.
>
> 分析化学のいろいろな分野では過去記事が活用できる場合も多々あるかと存じ
ま
> す.
> 一方,小職の専門としている質量分析においては装置技術に関連した変化が激
し
> く,
> 市販装置のライフサイクルが10年未満というのが一般的になっているだけでな
く,
> 利用される技術基盤自体が10年程度で大きく様変わりすることも珍しくありま
せ
> ん.
> 40年近く質量分析の仕事を続けてまいりましたが,多くの新技術や情報が生ま
れ,
> 消えていく中で,新しい方々に伝えるべき有用な情報を厳選することの難しさ
を
> 日頃より感じております.蓄積されてきた情報・知識は,基礎から背景・歴史
的
> 経緯まで理解することで,自分の中ではそれなりに意味を持っておりますが,
> 応用分野で分析技術として質量分析を使う新しい方たちや応用ノウハウを求め
る
> 方たちに対しては,古い情報を下手に伝えると,ノイズを増やすことになり,
> むしろ混乱させるだけかとも感じています.
>
> 手元にバックナンバーが残っておりましたので小職記事内容を確認してみまし
た
> が,
> 一部,現在に通じる内容も含んではいるものの,記事の大半を占める実例等は,
> 当時の技術である FAB イオン化法と磁場型 MS/MS 装置(現在は使われていな
い)
> の応用に関するものです.無論,質量分析においても「枯れた」技術として長
く
> 使われ続けるものも種々ありますが,残念ながら,小職の記事は既に使われな
く
> なり
> 歴史的なものとなった技術を中心に述べており,その内容は,今日においては
> 「分析化学の初学者や入門者にとって大変有用な情報」
> とは到底言い難いと思います.
>
> > 『ぶんせき』誌に掲載された記事の著作権は本学会に帰属いたします
> とのことで,著作権上は問題なく著者への確認は実施されなかったものと想像
し
> ますが,
> もし事前にお知らせいただければ,小職記事は削除すべきである等,何らかの
助
> 言を
> 差し上げられたのではないかと思い,残念です.
>
> また,
> > (3) 記事によってはやや古い情報が含まれることになりますので、その点に
つ
>> > ては「2012年〜2013年および2020年〜2021年の再録集」であることを明言し
て、
> > 断りを入れております。
> とのこと,小職記事の掲載分の紹介ページ
> https://bunseki.jsac.jp/archives/3199
> には,「なお,『ぶんせき』掲載時から数年経過しており,・・・」
> とありますが,小職記事は約20年前の内容であり,いずれも事実に反します.
> 小職の記事に限って言えば,「部分的に現在の状況とは異なる内容を含む」と
言
> うより,
> むしろ「大幅に現在の状況とは異なる」と言ったほうが正確かと思います.
>
> バックナンバーやアーカイブを歴史的経緯を調べるために閲覧する方々とは異
な
> り,
> 「いつの時代でも必要となる手ほどき」を求めて購入した初学者が失望し,ひ
い
> ては
> 万が一にも歴史ある貴誌,貴学会の名誉に傷がつくこと等のないよう,今から
で
> も,
> もし可能でしたら当該出版物から小職の記事
> 「6. タンデムマススペクトロメトリー」を削除いただくか,少なくとも但し
書
> きの
> 文言を改訂される等の対策についてご検討いただけますれば幸いと存じ,僭越
で
> すが,
> 考えを述べさせていただきました.
>
> 末筆になりますが,先生のお仕事と貴誌,貴学会のますますのご発展をお祈り
し
> ます.
>
> ----
> 中村健道
> 理化学研究所 分子構造解析ユニット
> (環境資源科学研究センター 技術基盤部門)
> MS 分析室:物質科学研究棟 S-108
> 〒351-0198 埼玉県和光市広沢 2-1 (W-D29)
> Tel: 048-467-9364 FAX: 048-462-4629
>
> On 12/13/2022 3:19 PM, Shoichi KATSUTA wrote:
> > 2002年、2003年、2009年および2016年に『ぶんせき』誌〈入門講座〉へご寄
稿
>> > ただいた皆様へ
> > (本メールはBCCにてお送りしております)
> >
> >
> > 日本分析化学会 機関誌『ぶんせき』編集委員長の勝田(千葉大学)と申し
ま
> す。
> > いつもお世話になっております。
> >
> > このたびは本誌編集委員会より出版いたしました“『ぶんせき』再録集 vol.
3
>> > 門講座2 初学者必見! 質量分析・同位体分析の基礎”の出版についてお知ら
せ
>> > たします。
> >
> > 多くの専門家の皆様にご執筆いただいた『ぶんせき』誌の過去記事のアーカ
イ
>> > は、分析化学の初学者や入門者にとって大変有用な情報の宝庫です。それを
過
>> > のものとして眠らせるのではなく、活用しやすい形にまとめてほしいという
要
>> > が、以前より編集委員会に寄せられていました。その声を受けて、再録集 
vol.
> 3
> > として質量分析や同位体分析の基礎を一冊にまとめ、アマゾンより出版いた
し
>> > した。
> >
> > 書籍の詳細につきましては、『ぶんせき』誌のウェブサイト
> > https://bunseki.jsac.jp に掲載いたしましたので、ぜひご覧ください。
> >
> >
> > なお、本再録集では、皆様にご執筆いただいた記事を以下のような形で再録
さ
>> > ていただきました。
> >
> > (1) 出版費用を抑えるためアマゾンオンデマンド出版サービスを利用しまし
た。
> >
> > (2) 記事は文字のにじみや画像の解像度の調整以外、基本的に手を加えるこ
と
>> > くそのまま再録しました。
> >
> > (3) 記事によってはやや古い情報が含まれることになりますので、その点に
つ
>> > ては「2012年〜2013年および2020年〜2021年の再録集」であることを明言し
て、
> > 断りを入れております。
> >
> > (4) 販売価格を抑えて学生を含めた幅広い方々にご利用いただくため、図表
に
>> > しては可能な限りモノクロ化させていただきました。
> >
> >
> > 『ぶんせき』誌に掲載された記事の著作権は本学会に帰属いたしますが、執
筆
>> > 御尽力いただいた皆様に深い敬意と感謝の意を込めて、ここに出版をご報告
申
>> > 上げます。
> >
> > 昨今は会員数の減少により、本学会も活動の見直しを迫られておりますが、
縮
> 小・
> > 削減の方向を向くばかりでなく、本誌が持つこれまの豊富な蓄積を活用する
こ
>> > で、学会および分析化学分野の発展に貢献していきたいと考えております。
今
>> > ともお力添えを賜りますようよろしくお願いいたします。
> >
> > 末筆ながら、皆様のますますのご活躍を祈念し、御礼とさせていただきます。
> >
> >
> > 公益社団法人日本分析化学会
> > 『ぶんせき』編集委員会
> > 委員長 勝田 正一
> >
> >
>
>
>
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型:         application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document
サイズ:     13770 バイト
説明:       無し
URL:        <http://www.jsac.or.jp/pipermail/hiraganabunseki-org/attachments/20221221/37f37cbe/attachment-0001.docx>


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