図表作成の手引き
図表の大きさ
画像サイズは
768(縦)ピクセル×1024(横)ピクセル
か,なるべくそれに近いサイズにしてください。講演要旨集には縦45mm,横60mm程度の固定サイズに縮小して掲載されます。
極端に小さい画像は拡大して印刷されるために粗くなります
(写真ではなく,図や表の場合には特に注意が必要です)。
また,
縦横比が3:4と極端に異なる場合,印刷時に空白部分が生じます
。縦長の図の場合,
このような
仕上がり原稿となります。
利用できる画像形式と点数
利用できる画像形式 (フォーマット) は
JPEG (ジェイペグ、拡張子「.jpg」) または GIF(ジフ、拡張子「.gif」) 形式のみ
です。図あるいは表は
1 点のみ
入れることができます (
図と表を同時に入れることはできません
)。
カラー画像について
印刷はすべてモノクロです。カラー画像は,色によっては大変みにくくなる恐れがあります。図については最初からモノクロ (グレースケール) で作成してください。また,グレースケールであっても,棒グラフに様々な網掛け処理をした場合や何本もの折れ線グラフをカラーで色分けした場合は,印刷時に判別しにくくなる場合があります。
画像作成例
をご参照ください。写真については,一度モノクロ印刷して,うまく再現できるか確認してください。
図や表のタイトル,脚注
図表の表題や脚注は,図表の一部として作成してください。テキストとして本文中に入れることはできません。
図表中の文字
図や表に入れる文字は,できるだけ大きくしてください。原図の大きさにもよりますが,16〜24ポイントくらいにします。
図表の挿入位置
図表の挿入位置を指定したり,図表周囲への本文の周りこみの指定はできません。
画像の作成例
Excelによる表の作成
Excel で作成したのち,フリーのグラフィックソフト PictBear に貼り付け,拡大したものです。この図は横512ピクセルです。登録時にはこの倍の1024ピクセルの画像を用意する必要があります。
図1: 表の例
(
PictBear のダウンロード先 (Windows 用)
)
Excelによるグラフの作成
Excel で作成し,画面コピーをペイントブラシに貼り付け,JPEG形式で保存したものです。。図2はほぼExcelの既定の設定で作成したもので,判別が困難になっています。図3は適切な設定に変更したものです。
図2: 悪いグラフの例
図3: 良いグラフの例
既定の設定から変更した点は,以下の通りです。
文字サイズを大きくしました。
複数のグラフを描くと黄色やピンクなどの色がつきます。これを黒色に戻して,破線の指定により区別がつくようにしました。
背景色があると見にくくなることがあります。「背景色なし」の設定にしました。
グラフのマーク(■と▲)のサイズも大きくしました。
JPEG保存時の圧縮率は,85%〜95%程度が適切です。圧縮しすぎるとノイズが目立つようになります。
6×4.5 cm に図形を縮小した例
PDF形式
で示します。印刷時の仕上がりのサンプルとしてご参考にしてください。