「ぶんせき電子掲示板」

1996年10号

　前号でご案内しました分析機器展でのホームページのデモンストレーション
は，結局インターネットには接続できず，スタンドアローンで実施いたしまし
たが，ご覧いただけましたでしょうか。張り出しておいたURLをお書き止めい
ただいている方を時々おみかけいたしました。URLを記載した簡単な説明カー
ドを用意しておけばよかったと反省しております。また，ご自由にお試しいた
だけるようにはしておきましたが，説明等が不十分であったり，直前にインス
トールしたため若干のバグがあったりなどの不手際がありました。来年度も同
様な催しがあれば，もう少し充実した内容にしたいと考えますので，ご要望な
どをお寄せいただきたいと思います。
　さて，先日あるシンクタンクが主催するプリンター・コピー業界の会議に参
加する機会を得ました。欧米，日本およびアジア地域におけるこの分野の動向
など大変興味深い内容でしたが，テーマの一つはネットワーク・プリンティン
グでした。これは，高速・高品位のプリンタなどをネットワークを介して共用
することを通常いいます。この場合の多くは，情報をプリントしてから配布し
ます。つまり，今までは"Print Then Distribute"であったが，今後は情報を
配布してからプリントする"Distribute Then Print"に移行する。しかも，こ
の場合テキストだけでなくイメージを含めた形態になるであろうとのことでし
た。この動きはインターネットの普及により加速され，場合によっては情報の
送信者が，受信者のプリンタに直接プリントすることも行われるようになる。
事実，以前にご紹介したPDFファイルによる情報の配布は正にこのスタイルで
す。この方式を開発したメーカーでは，ネットワーク上の適切なプリンタの検
索が行えたり，ホームページの地図上でプリンタを確認し選択できるツールを
開発するなどネットワーク利用を積極的に推進しているようです。
　机の脇のプリンタが突然書類を打ち出すという場面が一般的になるのでしょ
うか。　　　

「化学の広場」：本号で紹介する発言範囲
発言番号：2847〜2916
期間：96/8/01 〜 96/8/31

〔Ｑ＆Ａ〕
カスガマイシン・バリダシン分析法＜関連発言番号＞(2789), 2847
WHOの水質基準値＜関連発言番号＞(2846), 2848, 2888
新計量法下での分銅について＜関連発言番号＞(2828), 2850, 2851, 2854, 
2858
ホールピペットは不正確＜関連発言番号＞(2765), 2852
O-157での同定法＜関連発言番号＞(2835), 2853 
フラッシュクロマトグラフィー＜関連発言番号＞2857, 2860, 2863, 2868, 
2870, 2874, 2883, 2889, 2890, 2901, 2902, 2903, 2910
悪臭のアルデヒド類について＜関連発言番号＞2861, 2864, 2866, 2882
半導体検出ICP＜関連発言番号＞2871, 2875, 2880, 2886, 2887, 2897, 
2900
固体表面での化学反応について＜関連発言番号＞(2842), 2872, 2873, 
2876, 2894, 2898 
有機のマススペクトル＜関連発言番号＞2877, 2879, 2881, 2884 
SiF4の分析法について＜関連発言番号＞2892, 2895 
塩素消毒について＜関連発言番号＞2896, 2904, 2905, 2908, 2909 
土壌分解について＜関連発言番号＞2899
オゾンについて＜関連発言番号＞2911 
臭いの分析について＜関連発言番号＞2912, 2915
 イオンクロマトのディップについて＜関連発言番号＞2913 
GC-FIDでのノイズ＆お化け＜関連発言番号＞2914, 2916

〔言葉の解釈〕
「直ちに」，「速やかに」，「可及的速やかに」
＜関連発言番号＞2855, 2856, 2859, 2862, 2865, 2867

〔タイトルサービス〕
「ぶんせき」，「水情報」，「環境と測定技術」
＜関連発言番号＞2869, 2877, 2906

〔濃度計量証明書と分析報告書〕
＜関連発言番号＞2907

〔その他〕
1996年7月のアクティブリスト
＜関連発言番号＞2849

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