時間 |
内容 |
13:00〜13:05 |
開会挨拶 |
13:05〜14:00 |
社会を支える分析科学の発展と将来
東京理科大学 中村 洋
要旨:分析科学は科学の基盤でありながら、
方法の開発が最重要な使命であることから、科学の発展を左右する機能を有する。
即ち、特異な側面を有する分析科学は、単独で或いは科学を介して社会と深く関わっており、
その発展が大いに期待されている。本セミナーでは、分析科学の本質と社会的役割を考察し、将来像を論じてみたい。
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14:00〜14:55 |
テロ対策分野の計測・分析技術開発
警察庁科学警察研究所 瀬戸康雄
要旨:2020東京オリ・パラ大会を迎え、
猛毒な化学兵器を用いたテロの発生が危惧され、テロ対処では、時間・場所の観点から
フィールドで速やかに化学剤を検知することが重要である。テロ現場で初動措置隊など
により用いられる、危険物現場計測技術(IMSなど)の現状を概観し、演者が実施してきた技術開発例(質量分析など)を紹介する。
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14:55〜15:05 |
休憩 |
15:05〜16:00 |
自動車関連材料の総合分析
元(株)東レリサーチセンター 長澤佳克
要旨:自動車産業では、省エネ・脱温暖化ガスを目標に、
排ガス触媒、車載用パワー半導体、長寿命・高容量電池等の開発が進められ、そこで使われている材料の構造は、
ナノレベルで制御されている。本講演では、材料開発を分子・原子レベルの構造解析という観点で支えている
現代の分析化学技術を紹介する。
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16:00〜16:55 |
透明フィルムの黄変原因解析
日立化成(株) 須藤朋子
要旨:樹脂製品では、黄変は避けて通れない課題である。
特に透明表示材では視認性が低下するため、重大な不具合となるが、その黄変原因や黄変機構の解明は困難なことが
多かった。今回、我々がLC-TOF/MSやGC×GC-MSと分子シミュレーションによる複合分析で、樹脂材料の黄変分析に成功
した例を紹介する。
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16:55〜17:00 |
閉会挨拶 |
17:15〜19:15 |
情報交換会
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