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第3回 受託分析研究懇談会総会 及び 第4回 セミナー
―食品等に含まれる異物、異臭について―
 
 受託分析研究懇談会は、2013年3月に公益社団法人日本分析化学会の17番目の研究懇談会として設立されました。
 受託分析を業務とする団体及び会社の発展、技量の向上、分析法の開発等に貢献することを目的としています。
 第4回セミナーを、下記の案内の通り開催いたします。
 受託分析機関にとどまらず、分析現場の最新の活動状況や新たな取り組み等にご関心のある方のご参加をお待ちしております。

主催 公益社団法人日本分析化学会 受託分析研究懇談会
協賛 日本化学会、日本農芸化学会、日本薬学会、日本食品衛生学会
期日 2016年11月10日(木)
会場 株式会社島津製作所東京支社イベントホール
(東京都千代田区神田錦町1-3)
http://www.shimadzu.co.jp/aboutus/company/access/tokyo.html
定員 50名
交通 JRの場合     JR神田駅西口より 徒歩10分    
    地下鉄の場合 都営新宿線 小川町駅、東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅、
東京メトロ丸の内線 淡路町駅の B7出口 より 徒歩6分
東京メトロ銀座線 神田駅より 徒歩10分

【プログラム】
時間 内容
11:00〜11:30 会員総会
12:30〜13:00 受付
13:00〜13:05 開会挨拶
13:05〜13:55 食品工場における異物の混入と原因究明について
国際衛生(株) 技術研究所 牛島悠太
要旨:食品への異物混入は、消費者の健康に重大な危害を与え、企業の信用や 経済的な損失にも繋がる。そのため、企業は異物混入の予防や再発防止 の対策を講じている。的確な対策を講じるためには、異物の混入原因を 究明する必要がある。今回は、食品の異物について、特にクレームと なりやすい昆虫類の同定ポイント、さらには混入の原因究明について 解説する。
13:55〜14:45 FSSC22000が求める安全管理策
〜異物対策を含めた食品企業の取組みを紹介〜
(株)知識経営研究所 酒徳泰行
要旨:食の安全性確保は国際的な課題となっており、食品企業はGFSI承認 スキームの1つであるFSSC22000を導入することが取引条件となりつつある。 最近の食品業界を取り巻く話題を含め、FSSC22000が求めるシステムの考え方 及びその安全管理策について、実際の食品企業の活動内容を交えながら紹介する。
14:45〜15:05 休憩
15:05〜15:55 食品の輸出入貨物における問題点
(一社)日本海事検定協会 松崎充宏

要旨:日本では、農林水産物・食品の輸出につて省庁間の連携で、物流改革の 推進、環境負荷の低減、地域の活性化に取組んでいる。 その取組み事項から、物流の高品質化・効率化がもたらした貨物への昆 虫類の侵入・付着、カビ等の発生による汚染など新たな課題の事例を紹 介する。
15:55〜16:45 製品の異臭分析方法の事例紹介
(株)島津テクノリサーチ  高野 岳
要旨:異臭の相談は、食品、化学製品、工業原材料、電気製品、室内など多岐に わたり、臭気物質は多成分で低濃度である場合が多く見受けられます。 今回は、においの捉え方と、におい嗅ぎGCMSなどによる異臭や臭気の探索 の事例を紹介します。
16:45〜16:50 閉会挨拶
17:15〜19:45 情報交換会
中華居酒屋 萬福酒家 神田店
03-3292-6051
http://r.gnavi.co.jp/gard700/

【参加申込み】
 
セミナー参加費 受託分析研究懇談会会員 2,000円
主催、共催学会会員 3,000円
上記会員外 4,000円
情報交換会 4,000円
申込方法 氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレスをご記入の上、
受託分析研究懇談会事務局jsac@(shimadzu-techno.co.jpを付けてください)宛にお申し込み下さい。
なお、情報交換会不参加の場合は、その旨ご記入ください。
ただし定員に達し次第、締め切らせていただきます。