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第2回 受託分析研究懇談会総会 及び 第3回 セミナー
―工業材料と安全性評価―
 
 受託分析研究懇談会は、2013年3月に公益社団法人日本分析化学会の17番目の研究懇談会として設立されました。
 受託分析を業務とする団体及び会社の発展、技量の向上、分析法の開発等に貢献することを目的としています。
 第3回セミナーを、下記の案内の通り開催いたします。
 受託分析機関にとどまらず、分析現場の最新の活動状況や新たな取り組み等にご関心のある方のご参加をお待ちしております。

主催 公益社団法人日本分析化学会 受託分析研究懇談会
協賛 日本化学会、日本農芸化学会、日本薬学会
期日 2015年11月12日(木)
会場 株式会社島津製作所東京支社イベントホール
(東京都千代田区神田錦町1-3)
http://www.shimadzu.co.jp/aboutus/company/access/tokyo.html
交通 JRの場合     JR神田駅西口より 徒歩10分    
    地下鉄の場合 都営新宿線 小川町駅、東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅、
東京メトロ丸の内線 淡路町駅の B7出口 より 徒歩6分
東京メトロ銀座線 神田駅より 徒歩10分

【プログラム】
時間 内容
11:00〜11:30 会員総会
12:30〜13:00 受付
13:00〜13:05 開会挨拶
13:05〜13:55 車室内VOC濃度の測定と予測
(株)豊田中央研究所 岩井幸一郎
要旨:自動車メーカーは車室内空気中の揮発性有機化合物(VOC)低減に取り組んでいる。今回は、車室内空気中のVOCおよび部品から放散するVOCの測定法について概説するとともに、異なる測定法での評価値間の相関付けについて検討している内容を紹介する。
13:55〜14:45 室内空気環境と安全性認証試験
−安全性認証試験・規格策定を支えるULのコーポレートリサーチ−
(株)UL Japan 岩沢こころ
要旨:120年の歴史を持つ北米の安全科学機関ULは、安全性の第三者認証機関として、新技術や時代の変化により生じる新規リスクに対応すべく活動を行ってきた。その活動を支える企業研究の取り組みを中心に、安全性の第三者認証機関として規格策定能と、UL島津ラボラトリーの環境関連の認証業務を含む実際の試験・認証について紹介する。
14:45〜15:05 休憩
15:05〜15:55 ウレタンフォームメーカーにおける社内分析の現状
(株) 東洋クオリティワン 品質保証部 原 輝

要旨:世界に展開するウレタンフォームメーカーの一つ、東洋クオリティワンの会社概要、及び社内受託分析の現状についてお話する。開発品の量産ラインへの移管における問題点解消、化学分析による製品のリスク評価、各種クレームの調査分析、製品品質管理の物理試験等を実例含めて紹介する。
15:55〜16:45 シックハウスにおけるVOC分析法の問題点と今後の規制の動向について
東京都健康安全研究センター 薬事環境科学部  齋藤育江
要旨:シックハウス症候群が発生した住宅で、原因究明と住環境の改善を行おうとした場合、空気中の化学物質測定は、その手がかりを得るために最も有効な手段の1つである。今回は、シックハウスの調査事例から、原因究明につながる具体的な測定技術を紹介するとともに、今後のVOC規制の動向についても触れる。
16:45〜16:50 閉会挨拶
17:15〜19:15 情報交換会

【参加申込み】
 
参加費 セミナー 会員2,000円 会員外3,000円
情報交換会 4,000円 (参加費は当日、会場にてお支払い下さい)
申込方法 氏名、所属、住所、電話番号、メールアドレスをご記入の上、
jsac@(shimadzu-techno.co.jpを付けてください)宛にお申し込み下さい。
なお、情報交換会不参加の場合は、その旨ご記入ください。