日本分析化学会第49年会

展望とトピックス

地球と人間の未来をみつめる分析化学

会期 2000年9月26日(火)〜28日(木)

会場 岡山大学津島キャンパス

分析化学は
 物質の構造や性質を調べる方法、物質を検出したり分離する方法を研究する化学の学
間です。
その成果は、広く社会に貢献しています。化学製品をはじめ、金属・セラミックス・半導体、医薬、食品などの品質や安全性の確保に欠かせません・資源・エネルギー・環境間題においても大きな役割を果たしています。エレクトロニクスやバイオテクノロジー、新素材、高分子材料、医療診断、投薬管理にも分析化学は大きく寄与しています。 
自然科学の多くの分野が分析化学を基礎にしています。

日本分析化学会は
分析化学の進歩発展を図り、これを通じて科学、技術、文化を発展させ、人類の福祉に寄与することを目的にしています。
分析化学は、理・工・農・医・歯・薬学などの広い学間にかかわっています。従って、日本分析化学会には、これに関係する研究者・技術者9,000名以上が会員として参加しています。分析化学関係では世界最大の学会です。
日本分析化学会は、本部を東京に、支部を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州に置いています。本部と支部は協力して、分析化学の発展とその成果の普及のためにたゆまない努力を続けています。

この「展望とトピックス」は
日本分析化学会の折々の活動を、広く社会の皆様に知っていただくために発行しています。
分析化学は、分野が極めて広いのが特徴です。従って、中には専門性が強いため一般の人には理解しにくい分野もあります。この「展望とトピックス」は、分析化学の最近の成果の中から、身近な社会と関わりが特に深いと考えられるものを選んで分かりやすく解説したものです。これを通じて、日本分析化学会の活動を理解してくだされば誠に幸いです。

目次へ