「環境分析研究懇談会」への参加のお願い

(社)日本分析化学会
環境分析研究懇談会
会長:原口紘キ
 拝 啓

 陽春の候、御健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、このたび(社)日本分析化学会の中に「環境分析研究懇談会」を設立することが承認され、活動を始めることになりました。“21世紀は環境の時代”とも言われ、また政府の科学技術基本計画の中でも情報、材料(ナノテクノロジー)、バイオとともに環境が取り上げられ、科学技術政策の重要課題になっております。また、日本分析化学会の中でも環境並びに環境分析に関する研究発表も多数行われており、環境分析に関する関心も大きいと考えられます。さらに、過去30年ほどの環境問題を振り返りますと、ローカルな環境問題からグローバルな環境問題へと質的変換がおこりつつあります。我々人間が健康で安全かつ快適な生活を望み、自然との共生を願望する限り環境問題は永遠の研究課題であります。
 このような諸般の事情、時代背景とともに、環境分析の将来の発展を考え、研究懇談会を組織し、環境分析に関する研究並びに技術の更なる開発研究を促すことになりました。研究懇談会としては、次の5項目を重点課題として、活動していきたいと考えております。
 1)環境並びに環境分析に関する情報交換
 2)環境分析技術の開発と普及
 3)環境分析法及びデータの信頼性評価
 4)環境分析データネットワークの構築
 5)健康で、安全かつ快適な環境創造への貢献

 皆様には、環境分析研究懇談会設立の趣旨に御賛同の上、会員として御参加いただきたく、お願い申し上げます。会員として御参加いただく場合には、次のような会員資格として、別紙「会員申込書」に御記入の上、会費を研究懇談会の郵便口座または銀行口座あてに送金をして下さい。
 (1) 個人会員(個人の研究者または技術者): 1,000円(年会費)
 (2) 団体会員(会社、法人等の団体): 3,000円(年会費)

 なお、会員については、研究懇談会が開催する講演会、講習会への参加、ホームページを通じての情報取得・交換に特典が与えられます。本研究懇談会の活動が充実し、会員の皆様への有益な情報提供だけでなく、社会貢献できることも願っておりますので、御支援、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

                                              敬 具

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