◆医療・生命◆ ビデオ顕微鏡と質量分析計で生きた細胞の成分をそのまま測定 | |||||||
生体内の細胞ひとつひとつは外部の刺激に対してそれぞれ異なった応答を示している。従って1つの細胞内の分子の動きを直接計測できれば,生命現象とその分子機構の解明につながる。本研究では,注目する細胞ひとつをビデオ顕微鏡でとらえ,細胞内の微小器官に含まれる成分を直接質量分析計で測定することに成功した。アレルギーの原因とされるマスト細胞内の顆粒など微小器官にキャピラリーチップを挿入し,その中に含まれる成分を直接質量分析計で測定し,ヒスタミンの存在を確認した。抗原刺激による細胞の変化や万能細胞の分化因子などの解析への応用が期待される。 |
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【F2022】 ビデオマススコープ法の開発:1細胞ダイレクトMS?細胞内小器官・部位特異性分子探索 (広島大院医歯薬)○水野 初・津山尚宏・升島 努 |
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・なぜビデオマススコープ法?、なぜ1細胞分析? |
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・1細胞ダイレクトMS法の開発 |
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