[Kyushu_kanji 00005] 2017年度 分析化学会九州支部 幹事会・講演会・見学会のご案内

[Shin-Ichi Ohira]

日本分析化学会九州支部 常任幹事・幹事のみなさま
（出席・欠席に関わらず常任幹事・幹事のみなさまにお送りしております。）

11月17日（金）開催の幹事会などに関するご案内です。

2017年度幹事会・講演会・見学会・情報交換会
10：30～11：20 支部長経験者会議 （熊本大黒髪南キャンパス 仮設D棟会議室B）

11：30～13：30 幹事会（兼昼食） （熊本大黒髪南キャンパス 仮設D棟会議室A）
※ 議事概要は添付ファイルをご確認ください。
※ 会議資料をアップロードしております。ご確認ください。
幹事会会議資料 <http://www.jsac.or.jp/~jsac_kyushu/current/Kanji_20171114.pdf>
※ 昼食（弁当）を取りながらの会議となります。

13：40～15：20 日本分析化学会九州支部講演会 （熊本大黒髪南キャンパス 工学部百周年記念館）

「診断・創薬のためのプロテインキナーゼ分析法に関する研究」
九州大学大学院工学研究院応用化学部門 教授 片山 佳樹
(2017年度 九州分析化学会賞受賞講演)
[講演概要]

創薬、診断、再生医療など生命機能を評価対象にする分野においては、生命機能を表現しうる指標が必要である。プロテインキナーゼは、
細胞の機能発現の本体であるシグナル伝達系における最も普遍的かつ重要な酵素群であり、その活性は生命機能に直接関わり、
多くの疾患では特定のキナーゼパスウェイの異常亢進も知られている。すなわち、プロテインキナーゼ活性の計測は、
生命機能評価の鍵となる分析法であると言える。ここでは、細胞内のプロテインキナーゼ活性を複数一度に計測できるキノームマイクロアレイと、
特定のキナーゼ活性を簡便迅速に計測可能なナノ粒子を用いるシステム、及びin vivoで標的キナーゼの異常亢進を可視化できる分析法についてご紹介する。

「PM2.5による大気汚染の現状」
株式会社堀場製作所 開発本部第２製品開発センターアプリケーション担当部長 内原 博
[講演概要]
この数年大きな問題となっている微小粒子いわゆるPM2.5にはさまざまな化学物質が含まれておりヒトへのリスクが大きい要因となっている。これまで普及している
PM2.5分析装置では微小粒子の総量のみを測定していたが，粒子に含まれている化学物質を把握することが重要である。
弊社では粒子中の重金属を一斉かつ連続的にモニタリングする分析装置の開発に成功した。今回，中国北京で実際に得られたデータをもとに，PM2.5中の重金属
の推移や実情について報告する。


15：30 バス移動

16：20～17：30 工場見学会 ー 株式会社堀場エステック 阿蘇工場 ー

17：40 バス移動

18：30～20：30 情報交換会 熊本城桜の馬場 城彩苑 ビュッフェレストラン「ぎんなん」 参加費 4,500円




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熊本大学 大学院先端科学研究部 基礎科学部門 化学分野
Department of Chemistry, Kumamoto University

准教授 大平 慎一 / Associate Professor  Shin-Ichi Ohira

〒860-8555  熊本県熊本市中央区黒髪２丁目３９番１号 熊本大学理学部
TEL/FAX: 096-342-3384
Email: ohira ＠ kumamoto-u.ac.jp <ohira ＠ sci.kumamoto-u.ac.jp> (New!! Since
Apr. 2017)
URL: http://www.sci.kumamoto-u.ac.jp/~ohira/
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