会員拡充委員会からのお知らせ



2005.10.5

 会員拡充委員会(中村洋委員長;東理大)では、会員の拡充と定着化を目指して様々な活動を行っています。8号では、会員数と会員の職業別比率の推移や会員拡充表彰制度と表彰者,支部や異分野などを対象とした会員拡充の方策について紹介しました。本号では,7月20日に行われた2005年度第2回会員拡充委員会の活動について報告します。

1)2005年度会員拡充委員

 昨年度は,15名の委員により会員拡充委員会を運営してまいりました。本年度は,このうち4名の委員が交代し,中村委員長をはじめ15名にて新たな活動を開始,会員1万人体制を目指して方策を検討・展開してまいります。 なお,本年度の各委員については,日本分析化学会のホームページ上にも紹介されています。参照ください。

 委員長 中村 洋(東京理科大学薬学部)

  委員  石橋 耀一 (JFEテクノリサーチ)   稲葉 一穂(国立環境研究所)

     上本 道久(東京都立産業技術研究所) 大竹 明(ジーエルサイエンス)

     内山 一美(首都大学東京都市環境学部)小池 茂行(ライオン)

     篠原 厚子(順天堂大学医学部)    白崎 俊浩(日立ハイテクノロジーズ)

     鈴木 康志(島津製作所)       田中 龍彦(東京理科大学工学部)

     田中 美穂(東京海洋大学海洋科学部) 藤井 丈志(住化分析センター)

     松本 保輔(化学物質評価研究機構)  木村 宗明(日本分析化学会)

2)会員拡充キャンペーンの実施

 『10,000名の活き活き学会に育てよう!』を合言葉に,全国7支部に現在の会員数の20%増加を目指して,支部会員拡充委員会の設置をお願いいたしました。本部と連携を取りながら会員の拡充と定着化を図ります。キャンペーン期間は, 2005年11月から2006年7月の9ヶ月間とし,入会者には,「入会金免除」,紹介者には,「紹介獲得ポイントが2倍」,支部には,年会費の10%相当額を還元するなどの特典を検討しており、理事会にご提案する予定で準備を進めております。

3)研究懇談会参加者の会員化率向上

 研究懇談会参加者の会員化率の調査(2005年4月現在)を各研究懇談会にお願いしています。これに基づき,会員化率の向上の具体的方策を検討いたします。また,上記の会員拡充キャンペーンと連動した特典についても検討中です。

4)特別入会キャンペーンの実施

 2005分析展および東京コンファレンス会場,ならびに第54回年会会場(名古屋大学東山キャンパス)にて特別入会キャンペーンを実施します。期間は,申し込みの郵送などを考慮して8月31日から10月31日までの2ヶ月間とし,期間中は,入会希望者の入会金(1000円)を無料にするなど特典を設けています。各会場では日本分析化学会のブースに会員拡充委員が事務局と共に在席してPR活動を行います。

5)異分野ジョイントミーティングの実施と入会のお誘い

 ジョイントミーティングの対象として,まずは食品分野を取り上げます。今年度中に開催するように,詳細調査を行います。異分野の方に『分析化学』の重要性を再認識していただき,入会のきっかけとなる仕掛けを作っていきたいと考えています。

6)産官学連携委員会との連携

 日本分析化学会産官学連携委員会(中村洋委員長;東理大)にて検討されてきました『人材登録制度』に関する趣旨紹介が中村委員長より行われました。会員の定着化が期待される企画もあり、本委員会との連携も今後模索していく予定です。

入会申込書はホームページよりダウンロードすることができます。また,本会総務課会員係(電話 03-3490-3351, FAX 03-3490-3572, E-mail : memb@jsac.or.jp)までお知らせいただければお送りいたします。

(会員拡充委員会委員・(株)日立ハイテクノロジーズ 那珂アプリケーションセンタ 白崎 俊浩)




2005.7.28

 会員拡充委員会(中村洋委員長;東理大薬)では,会員1万人体制を目指すためにいろいろな方策を策定・実行中です。このコーナーでは,会員拡充委員会の活動を適宜掲載してまいります。

今年度の活動計画等の一部を以下に紹介します。会員拡充にご協力をお願いいたします。

(1) 個人会員の職業別比率の推移

本会個人会員の内訳は下表の通りです。

 今年の調査では,民間企業会員数が減少傾向にあります。その結果,大学等教育機関に所属する会員の比率が増し,民間企業会員比率を逆転しました。

(2) 会員拡充表彰制度

会員拡充に顕著な貢献をいただいた会員を表彰する制度(上位5名)があります。今年5月の第66回分析化学討論会の懇親会にて次の7名の方を表彰いたしました。

中村 洋(東京理科大学薬学部)       36ポイント

鈴木孝治(慶應義塾大学理工学部)      13ポイント

太田清久(三重大学工学部)          8ポイント

西 博行(田辺製薬(株))           8ポイント

小熊幸一(千葉大学工学部)          7ポイント

小野昭紘((社)日本分析化学会)         7ポイント

菊地 正(山口東京理科大学基礎工学部)      7ポイント

新入会員紹介者ポイントの配分は,維持会員10点,特別・公益会員5点,正会員2点,学生会員1点で,学生会員が正会員に移行した場合の紹介者へのポイントは1点加算されます。

(3) 会員拡充のための素地作り

ホームページ小委員会と整合を図りながら,会員拡充委員会のホームページを充実します。とくに「委員会からのお知らせ」の更新を適宜行っていきます。また,新たな会員入会キャンペーンの実施を策定中です。キャンペーンの具体的実施要項が決まりましたらご報告いたしますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

(4) 技能試験等の参加事業所への特別会員入会への勧誘

各種の技能試験や講習会に参加する事業所が会員になると参加費が割引かれることを広く周知徹底していきます。また,会員になった場合,分析化学に役立つ情報が得られる,毎年開催される年会,討論会で研究成果を発表することができる,提携ホテルやレンタカーの割引が受けられるなど多くの特典があることを折に触れPRするようにします。

(5) 研究懇談会参加者の会員化率の向上

研究懇談会参加者の会員資格を調査し,会員拡充に伴う研究懇談会への還元方法を含め,会員化率向上に関する方策を策定しています。

(6) 支部を対象とした戦略

7支部に会員拡充委員会を設置して各支部で具体的に会員拡充の活動をしてもらい,支部における会員化率の向上を目指します。会員拡充に伴う支部への還元を考慮する予定です。

(7) 異分野を対象とした戦略

産官学連携委員会,分析信頼性協議会等と緊密な連携を図り,学際領域講演会等を実施します。まず,食品分析分野とのタイアップに絞って調査,企画しています。

入会申込書はホームページよりダウンロードすることができます。また,本会総務課会員係(電話:03-3490-3351,FAX:03-3490-3572,E-mail:memb@jsac.or.jp)までお知らせいただければお送りします。

(会員拡充委員会委員・東京理科大学工学部、田中龍彦)







2005.5.14

5月14・15日、北見工業大学(北海道北見市)行われた第66回分析化学討論会の

懇親会にて、2004年度、新規会員のご紹介をいただき、会員拡充に顕著なご貢献

をいただいた会員7名を表彰いたしました。