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第298回 2009年日中韓シンポジウム(JAIMAコンファレンス)

第298回 2009年日中韓シンポジウム(JAIMAコンファレンス)

日中韓シンポジウム 開催報告

9月1日と2日に中村洋先生を大会会長に、中国15名、韓国9名、日本約60名が参加しで幕張メッセで開催された。今回は2005年と同様にJAIMAコンファレンスのプログラムとしてJAIMAから会場の提供を受け、(社)日本分析化学会の支援の元で、環境分析、FIA、GC、IC、LC各研究懇談会が協力して運営にあたった。2004年の第一回から数えて6回目にあたり、日本での開催は2回目である。今回、中村大会会長の提案で将来への発展を期して、Environmentalを消し、「China-Japan-Korea Symposium on Analytical Chemistry」と改名した。JAIMAショーの1日前で企業の方々の参加が心配されたが、多くの方が都合をつけてご参加いただいた。また、大学・研究所の関係者も数多く御集りいただいた。
9月1日の招待講演は口頭発表が22件(台風で間に合わなかった等3件が中止)、ポスター発表34件という数で、中国、韓国からも非常に質の高い研究発表があり、多くの分野から興味深い研究が紹介された。意見交換も活発で普段なかなか得難い情報が交換された。近年の中国の発展は目覚ましいものがあり、帰国した留学生たちの研究室も充実してきた。9月31日は大学の新学期の初日にあたり、急いで帰国しなければならない先生方も多かったが、余裕がある先生方はこの機会に旧交を温めたり研究室を訪問したりといろいろな計画を立て交流をすすめていた。今回はJAIMAショーの開催日程で会期が決まっていただ、新学期が日本と異なる国との交流では開催日への配慮が必要である。
9月2日はJAIMAコンファレンス・東京コンファレンスとJAIMAショーに参加する方々を対象に公開セミナーとし、韓国の食の安全に係る政策、環境政策、中国での分析帆開発の紹介、中国化学会の分析化学部門の活動など非常に興味深い内容の講演が行われた。
終了前に、本研究交流会が目標とする、帰国留学生や日本に関係が深い中国、韓国の研究者との交流が来年も継続していくことを約束し、次回は2010年に武漢大学で開催することが武漢大学の陳子林教授からアナウンスされた。日本からも多数の参加が期待されている。
8月31日の到着日が台風の直撃を受け、中国からの飛行機到着が大幅に遅れ、2名が翌日到着となったが、多くの方の支援と協力により会を進めることができた。出迎えでは三菱アナリティックの杉田氏、長崎国際大学の佐藤先生が大変なご苦労をされ、ここに改めて深謝いたします。また、ご参加いただいた多くの方々、運営に参加いただいた多くの方々のご支援・ご協力により、本研究交流が成功裏に終了したことを感謝いたします。事務局の至らないところも多々あり、突然の予定変更や連絡不手際などあったことをお詫びいたします。

事務局担当、前田恒昭((独)産業技術総合研究所)

日中韓シンポジウム 要旨  
Abstract Oral  
Abstract Poster  
Program Oral  
Program Poster  
Symposium Abstract  
History of CJK Symposium 2009  
協賛企業一覧 (エクセルファイル)

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シンポジウム写真