初めて書く論文は母語の日本語で!
“第11回若手研究者の初論文特集”募集のお知らせ

「分析化学」編集委員会

 「分析化学」編集委員会では,2012年に第11回「若手研究者の初論文特集」を企画し,下記要領で論文を募集します.卒研生,修士・博士課程学生並びに若手研究者の方々にとって,ご自分の研究成果を書きなれた日本語で投稿できるよい機会です.奮ってご投稿ください.

 「分析化学」誌第60巻第8号に“第10回若手研究者の初論文”14編が掲載されております.2004年の第53巻分から,優れた初論文の筆頭著者に対し,“「分析化学」若手初論文賞”を贈呈しております.第10回目の栄えある受賞者については,「ぶんせき」誌2011年第4号(237, 238ページ)をご覧ください.本初論文賞は今回も贈呈の予定です.

 「分析化学」誌では,“報文”,“技術論文”,“ノート”,“アナリティカルレポート”などの各論文種目をもうけ,さまざまな研究内容に応じて掲載できる体制を整えております.また「若手研究者の初論文」であることを考慮して,編集委員会もできる限り支援致します.

 学術的審査を経て,伝統と歴史ある「分析化学」誌に掲載された論文は,著者にとって一生の宝であり,財産であります.このような学術論文は,人類の知的資産として永遠に受け継がれ,学術,社会の発展に大きく貢献します.額に汗して得た研究成果は,埋もれさせることなく広く公開することにより,人類の役に立ち社会に還元されます.

 自分のアイデア,研究成果を思う存分表現できる母語の日本語で初論文にチャレンジしてください.先生や先輩に指導を受けながら,論文作成法を習得してください.これは大変貴重な経験であり,次の新たなステップに繋がることでしょう.このチャンスは一度しかありません.多数の方々からのご投稿をお待ちしております.

  1. 特集論文の題目: 第11回若手研究者の初論文特集
  2. 応募資格: 筆頭著者としての初めての投稿論文であること.もちろん,投稿は卒研生,修士・博士課程学生に限りません.企業等の方々の参加も大歓迎です.共著者にベテランが加わるのも一向に差し支えありません.
  3. 論文の種類: 報文,技術論文,ノート,アナリティカルレポート.
  4. 審査方法: 一般論文の審査方法に準拠.審査が特集号に間に合わなかった場合は通常の投稿論文として処理することもありますので,早めにご投稿ください.
  5. 投稿方法: 投稿カード(MS-Wordファイル) に所定の事項を記入(論文種目欄には赤字で論文の種類と「分析化学・若手初論文特集論文」を記入する)して,「分析化学」編集委員会あてに電子メール添付にてお申し込みください(電子メール: ). なお,投稿カードのうち,題名,著者名は暫定のものを記入し,原稿予定枚数などの未 定部分の記載は不要です.また,投稿は電子メールにてお願いします.別紙を参照して作成したPDFファイルを添付して あてにお送りください.なお,電子メール投稿ができない場合には,郵送にてご投稿ください.
  6. 特集論文申込締切: 2012年1月27日(金)
  7. 特集論文原稿締切: 2012年3月16日(金)
  8. 特集論文の掲載号: 「分析化学」第61巻第8号に掲載(掲載論文多数の場合,9号掲載もあり得る)
  9. 筆頭著者に掲載号を進呈し,「分析化学」若手初論文賞の審査対象とする.
  10. 特集論文に関する問合先:〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田 サンハイツ304号 (社)日本分析化学会「分析化学」編集委員会 [電話:03-3490-3537,E-mail: ]

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